忘れた後の備忘録

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悔しい。

私は今、すごく悔しい。

 

悔しいです。

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(???)

 

 

 

突然何を言い出すかと言うと、コンサートのお話。

この後はそんな類のお話になります。見るのが辛い方は今のうちにブラウザバックして自衛してね。謎に悔しい顔だけ見せてごめんね。モヤモヤするわな。すまん。

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてKing & Princeに会えた今年。

やっと、やっと。待ち侘びたコンサート初参戦。

 

オーラス開始間際に認めているこのブログは、参戦した当日に下書きで残していたわけではなく、本当に今、リアルタイムで打ち込んでいます。下書きもせず感情のままに。

 

 

ほんで最初に戻ります。

 

 

悔しい。

 

必死に思い出して、掘り起こしても、限界があること。セトリの順番に並べたプレイリストを聴いても、記憶がとても断片的なこと。それが今、とても悔しい。

 

ありがたいことに岸くんが座長を務めた初年度のDREAM BOYSを観劇させていただいたので、この感情は初めてじゃない。だけどなんでなんだろう、ドリボの時より覚えてない。まじで。年?

 

年もあるかもしれないけど(否めない)、この原因は多分、楽しさの沸点の違いかもしれない。

 

 

当日を思い出して、一番に出てくる感情は

『とにかく楽しかった。』

演出やセトリが良かったとか、岸くんかっこよかったとか、しょおちゃんマジで生きてたとか(これすごい衝撃だった)、そんなことも勿論覚えてるけれど、一番に出てくるのは『楽しかった』

 

楽しすぎて、楽しすぎて、本当に楽しかった。

(語彙も現地に置いてきちゃったのかな)

 

状況的には勿論厳しくて気が抜けない状況だったけれど、正直に申し上げますと、人生初の現場が、一緒にコンサートに行くことを目標にしていた大好きなお友達と連番で、その他にも偶然たくさんのお友達が同じ回に入っていて、しかもソーシャルディスタンスで横の席が空いてるからキツキツではなく、パーソナルエリアがしっかり確保されているという恵まれた環境すぎて、今後がめちゃくちゃ不安なくらい。(贅沢な悩み)

 

大好きな人のコンサート、念願のコンサートってだけでとんでもなく沸点が上がるのに、そこに加えられた着火剤が多すぎた。炎上からの大爆発まったなし。

 

 

思い出すのはそんなことばかりでさ。

嫌になっちゃうけどさ。

 

でも、紛れもなく、人生ではじめての、最高の景色がいっぱいだった。

 

憧れていた星々の一欠片に、やっっっと、なれたんだなって。それが嬉しくて嬉しくて。

 

元々ライブハウスに良く通っていたので、とにかくでかい音が好き。次の日まで耳が驚いてるくらいのでかい音が大好き。なので、まずはあんなに大きな会場で、たくさんの照明、機材、画面越しにしか見たことがないような景色が、紛れもない現実として目の前に広がっていることが嬉しくて幸せで。

 

会場に入って、席に着いた瞬間から

「終わらないで」って思った。(はや)

 

この日のために、どれだけのことを頑張れたか。どれだけのことに耐えられたか。この日のために、なんとか生きていた。それが始まると言うことは終わってしまう、ということが切なかった。

 

 

だけど始まってしまえばそんなことは過らなかった。広い会場で、内臓に響くくらい大きな音で、大好きなメロディーが流れていくこと、大好きな人たちの声が、同じ空気を伝ってその場で耳に届いてくること。すごい、本当にすごかった。これが、コンサートなのかと、心が震えた。本人たちを目の前にしている興奮はもちろん、コンサートそのものの楽しさにとにかく震えていた。

 

 

夢みたいだった。綺麗事ではなく。

 

 

ミラーボールがとにかく綺麗だった。見たこともない景色が、たくさんたくさん散りばめられていた。思い出すのはそんな会場の雰囲気や演出ばかり。

 

 

アイドルのコンサートに行ったのに、こんなこと言うのはちょっと特殊かもしれないけど、本人たち見ずにミラーボールから出てくる無数の流れ星をずっと目で追ってしまう時間が、少なからずありました。自白します。

 

 

ここから君を奪って

夜空を抜けて

宝石みたいな街を飛び越えて

君が想像した事ないくらい

眩しい世界を見せてあげる

♪backnumber「怪盗」

 

初めてのコンサートで一番印象に残っているのがミラーボールだなんて、わからない人からしたらふざけんなって話かもしれないけど。だけど、彼らが、私に見せてくれた、『想像した事ないくらい眩しい世界』だった。画面越しじゃ、絶対に伝わりきらない。会場全体が、空気の澄んでいる場所の解像度の高い夜空のようになったあの瞬間を、私はずっと忘れないと思う。

 

 

キンプリちゃんたち本人たちのお話はと言いますとね、その話始まると多分その時の衝撃で脳のどっかしらを損傷したのかもしれないな…と思うほど語彙がぶっ飛んでしまうんです。おかしいね。やられたね。…………ごめんなさい。

 

とにかく本当に存在してる。

 

存在してる。

 

………のかもしれない。

 

(いい加減にして欲しい)

 

 

星々になっている私たちを愛おしそうに見て柔らかく手を振る姿も、悪戯っぽく笑っていろんなメッセージに応えている姿も、感情を込めて手を握り歌う姿も、全身を使ってのびのびと表現するダンスも、前も後ろも側面も、全部が人間らしくて。愛おしくて。かっこよくて。大好きだった。

 

普段から人間味のある彼らの姿に弱いのは事実だけど、その時は少し違う意味で、ちゃんと人間らしく、いろんな表情や動きがあって、とても輝いて見えた。同じ空間に生きていることを、頭の先から爪先、汗や髪の一本一本から教えてくれて届けてくれたような感覚。

 

 

前に、違うところでアップした私のブログの抜粋なんですけどね

 

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(行く前から景色のこと言ってるのでやはり私の中で一番大きな憧れはそこだったことが伺えますね)

 

 

 

なかなか普段混ざり合わない『アイドルとの世界線と、時間軸』が、1秒も狂わずピタッと一致する、貴重で大切で最高のエンターテイメント。それがコンサート。

 

 

これを経験するまで2年以上かかった。色んなことがあった。次いつなのかはわからない。次があるのかも正直わからない。

 

だけど、この景色と楽しさをずっと忘れない。それだけは自信を持って言える。

 

経験してしまうと、もっといっぱい…なんて思ってしまう気持ちは無いとは言えないけれど、ずっとずっとだいじにしている『じゅんばんばん』。全部じゅんばん。色んな考えがあるし色んなやり方があるのはわかった上で、私は私を守るために『じゅんばんばん』と言い聞かせてオタクやっていきたいなと思っている。個人的にだよ、私は、だからね。

 

早めにまたくるかもしれないし

だいぶ先になるかもしれないし

もしかしたら来ないかもしれない

 

それでもなるべく腐らず、なるべく…(意志の弱さ)つらくなったらあの日のミラーボール思い出して、自分の心の宝物ボックスにいれた思い出を振り返りながら、またくるかもしれない順番に備えてお利口さんで生きていこうと思います。

 

 

 

たのしかったなぁ

しあわせだったなぁ

 

まだ知らないお友達、いっぱいいっぱい楽しみにしててね。憧れをいっぱい持っててね。答え合わせ出来た時の幸せ度は、本当に伝えきれないほどだよ。じゅんばんばん、よかったら一緒に握りしめてお利口さんでいようね。

 

 

 

夏をたくさん駆け抜けたKing & Princeの皆さん。

本当に本当にお疲れ様でした。今までのことに加え、新しいチャレンジも、忙しい日々も、それぞれの活躍も、全てグループや自身に還元され、底上げされた、大成長の夏だったんじゃないかな。その分たくさん忙しかったと思うけど、こちらから見えるくらいの不調もなく笑っていられたのは、周りのスタッフさんたちや、自分たちの頑張りのおかげだね。感染対策も体力の調整も、本当によく頑張りました。はなまる100点です。たくさん蓄えた栄養を活力として、これからもさらに幹を太くしていってください。貴方たちが綺麗な花を咲かせるための、肥料や水分として私が存在できるように。これからもたくさん祈っているし、応援してるよ。

 

 

 

 

 

King & Prince

CONCERT TOUR 2021

〜Re:Sense〜

千秋楽

おめでとう。ありがとう。

 

 

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